健康しが参画団体MEMBER
草津あおばな会
活動分野・特長
草津市の花であり、草津市で古くから栽培されている「あおばな」を様々なイベントや啓発活動を通して、広くその特徴や伝統的価値等を知っていただく活動を行っています。
会の構成としては、長年あおばなを育てられてきた生産者や事業者、あおばなの普及を支援いただける方々が会員となって活動しています。
あおばなは、つゆ草の仲間で、毎年7~8月にきれいな青色の花を咲かせます。全国的にも江戸時代から栽培され続けているのは、草津市だけです。あおばなは、江戸時代以降、友禅染や絞染の下絵描き用絵具となる、「青花紙」の原料として使われ、着物などの日本の伝統文化を支えてきました。近年では、この「あおばな」から様々な栄養成分が発見され、食用製品としても活用されています。
7月にはイオンモール草津で第14回目となる「草津あおばなフェスタ」を開催し、伝統ある「青花紙」を使った京鹿の子絞りの実演をはじめ、「青花紙」を使った塗り絵体験や、「あおばな」の押し花を使ったオリジナルしおり作り、「あおばな」関連商品の販売等を行い、多くの方に「あおばな」の歴史や魅力を知っていただけたと感じています。
取組の内容
大阪薬科大学などでの研究により、「あおばな」からDNJやDMDPをはじめとする様々な栄養成分が発見され、その後、草津あおばな会会員の皆様を中心に、あおばな緑色粉末等を使った、お茶や饅頭、クッキー、ソフトクリーム、青汁等、様々な食用製品への活用がなされています。
アピールなど
草津の地で人々の生活を支えてきた「草津あおばな」をこれからも皆様に愛していただけるように、活動していきたいと考えています。
所在地
草津市